ネジ式の窓の鍵です。築170年という古民家である我が家ですが、殆ど手を加えない状態(住むのに支障がない限りそのままがいい、という事なんですが)で暮らしております。当時流行ったのであろう明治、大正のグッドデザインがあちこちにちりばめられています。この鍵にしても、大量に生産・消費されたものだと思うのですが今ではめずらしいもの。先日、京都のアンティークショップで我が家の台所の流しにはってあるタイルを見かけました。古民家のなごりとして小さく別のカタチになって生き残っていくしかないのかなぁ、と新しく建てられた洋風住宅を眺めてはふと、思う私です。