緑に囲まれて暮らしていると、結構自生の草花が四季折々あちこちで咲いてくれます。
たまに一輪ざしに摘んで来たりもしますが、野道や草っ原に咲いている風情が好きです。
特に自分を元気づけたい時にはお花屋さんに行きたくなります。
行ってみたところで『!』と感じるお花がなければションボリ手ぶらで帰る事になるのですが。
東北の地震の直後ニュースで知ったことですが、ビニールハウスが津波を被って壊滅状態になっているにもかかわらず、そこで育てられていたカーネーションはさらわれる事なく泥まみれながらも花を咲かせ続けていました。
農家の方も「こんなに強い花とは思っていなかった」と驚いておられました。
当初は全部廃棄処分予定だったそうですが『もったいない』という近所の人の声もあり泥を落として販売されると多くの人が喜んで購入されたそうです。
お花って姿かたちだけでなく、美しいパワーをもった存在のような気がします。